“私っぽい”をとびだす
前に髪を切りに行った美容室のすてきなお姉さん。髪型も洋服もとてもかわいくて私好みで、一目見てこの人とは気が合うなってわかった。話しているとやっぱり意気投合◎
選んで持ってきてくれた3冊の雑誌、そのうち2冊はもうお姉さんさすがです、私の好みよくわかってらっしゃるー!と言いたくなるチョイス。でも、残りの1冊は…ん?!これ!?私がいつもは手にとらないちょっとチャラい雑誌。笑
美容師さん:その雑誌なんでって思ったでしょー?
私 :思いましたー!笑 いつも読まない系なんで。
美容師さん:やっぱり。笑 私ねいつも雑誌3冊用意するんだけど、2冊はその人にぴったりそうな雑誌で、1冊は真逆っぽいやつ選ぶのー。いつも読まない雑誌もおもしろいでしょ。
ああこの人は柔らかい人なんだなあって思った。
“私っぽい”ってあると思う。
私はこういうタイプ、こういう性格。あ~いつもの私だったらこうするよね、こう考えるよね、私ならこっち選ぶでしょ、私はこっちが好きでしょ?って。でもそれって心の声なのかな。もしかしたら自分が気づいていないうちに、自分を型にはめてしまっているかも。
みんなどこまでも自由な存在。どこまでもぐーーーーーんと自分の可能性をひろげられる。
この服私が着たら変じゃないかな?だって私っぽくないもん。
全然そんなことないよ、似合うじゃん!
こんなことしたら変だと思われないかな?だって私っぽくないもん。
いいじゃん、それもあなただよ。
きっと“私っぽい”の飛び出してみると楽しい◎それはもしかしたらめちゃめちゃ勇気のいることかもしれない、やってみたら案外なんてことないかもしれない。でもそれを超えたとき、ものすごい気持ちいいと思う。
いままでの当たり前を手放してみると自分の幅がぐーーーんとひろがる。新しいものが見えてくる。
いつもとは反対のことをやってみる。いつもとは違うパターンを選んでみる。新しいものに触れてみる。
・我慢しちゃう人はわがままになってみる
・頑張りすぎちゃう人はだらだらしてみる
・衝突を避けてきた人はぶつかってみる
・人との深いかかわりを避けてきた人は踏み込んでみる
・いつもは観ない映画を観てみる
・行ったことのない場所に行ってみる
ここ1年くらい、“私っぽい”をとびだそうプロジェクト中。はじめてのものに触れたり、はじめての感情を持ったり、いろんな自分が見れておもしろい!私こんなものも好きなんだね、案外こういうのもイケるじゃん、ふーん私こういうふうに思ったりもするんだねーって。
窮屈な型から飛び出して、のびのびふにゃふにゃ柔らかく、変幻自在の自分に。