読書のきろく: るきさん 

どこかで見かけて気になっていた本。

ふらっと立ち寄った蚤の市の古本屋さんでみつけて購入。

最近は図書館で読んで気に入った本しか購入していなかったけれど、

たまにはルール通りじゃないことがあってもいいかな。

今日の日の出会いを楽しんでみる。

 

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るきさん 高野文子 1993

 

Hanakoという雑誌に連載されていた漫画らしい。独身30代(?)、のびのびマイペースなるきさんの暮らしを描いたお話。

ひと月分の在宅事務の仕事を1週間で終わらせ、残りの日々はのびのび。図書館の子どもコーナーで本を借り、やきそばパンを買って喫茶店でお昼寝。お煎餅をくわえて自転車に乗り、気持ちがいいからって街中でお構いなしでスキップし、火鉢で焼き鳥を楽しむ。

るきさんが、誰の目も気にせず、ひょうひょうと暮らしを楽しんでいる感じがすてき。なんてことない毎日の中にわくわく、どきどきを発見するのがとても上手で、自由で身軽でやりたいこと、感じることに素直。

改めて、なにが幸せか決めるのは自分で、自分の幸せのものさしをちゃんと持ってるってたくましいなぁと感じました。

力を抜きたいときにおすすめの一冊です。

他の高野文子さんの本も読んでみたい。

黄色い本 (KCデラックス アフタヌーン)

黄色い本 (KCデラックス アフタヌーン)