ことばにならない
佐賀バルーンフェスタに行ってきました。抜けるような青空の日。最高だったーー!
土手に100くらいのバルーンチームがずらーっと並んでいて。みんな土手で屋台の食べ物を食べながらバルーンの競技が始まるのを待っていて、花火大会みたいな感じ。
バーナーがゴーッと音を立ててぷくぷくと気球がふくらみ、スーッと大空に飛び立っていくのは夢みたいな光景だった。バルーンの離陸が成功する度にみんな拍手。パイロットに向かっておじいちゃんもおばあちゃんも、子どもも大人も、手をふって「いってらっしゃーい」って。
はじめは1人だし恥ずかしいなんて思っていたわたしも途中からみんなと一緒に手を振っていて。その会場の知らない人同士の一体感がとてもあったかくて1人で笑顔がこぼれました。
近くにあった大きなバルーンが遠くへ行ってしまって、ぽつりぽつりと見えるのも非日常的で、不思議な光景だった。もうただただため息が出た。浪漫ってこういうことやなーとか思いながらうっとりしちゃった。
正直このバルーンフェスティバルそんなに期待していなくて。きっと綺麗でものすごくフォトジェニックなんだろうとは思っていたけれど。
だって、写真で見て行ったところって写真負けすることが多いから。写真で見て行きたい!と思って行ってみるとなーんだってことも割とあって。photoshopってすごいなーて思ったりしちゃう。死ぬまでにみたい絶景!みたいに言われちゃうとホントかよって思っちゃうしね。いや、きっと綺麗だし行ってみたいとは思うんだけど。笑
でもでもバルーンはいい意味で裏切られた。自分の目で見れてほんとにほんとによかった。この感動が写真やことばで伝えられないのがとても悔しいのだけれど、ほんとに感動したときってそういうものなのかもしれないなぁ。
写真じゃ伝わんないもの、ことばにならないもの、ちゃんと自分で感じに行こうって思った日。