自分のものは自分で

 

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最近改めて思うこと。やっぱり原発ってやばいってこと。

 

東日本大震災が起きたのはわたしが高校生のとき。九州に住むわたしは大きな揺れを体感してもなければ、計画停電や大幅な電力削減対策の影響を全くと言って良いほど受けませんでした。

毎日テレビや新聞で見る震災の様子は、自分の住む国で確かに起きているはずなのに、どうしても現実のことのようには感じられなくて。どんどん大きく膨らむ課題も、はっきり輪郭が見えなくて。しきりに使われた“頑張ろうニッポン”の言葉も“じぶんごと”として捉えられなくて。そんな自分に長い間、罪悪感を覚えていました。きっと実際に自分の目で見なければだめだと思って、去年初めて訪ねた東北。

 

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自分の目で見て、やっと“じぶんごと”にできた気がしました。

それでもこの日本の転換期に、この“じぶんごと化”して感じたことを実際の自分の生活に落とし込んでいくのか。それが見えてこなくて。

原発がやばいのは分かってる。人体に影響を与えないレベルに下がるのに10万年かかるエネルギーを人類の歴史のほんの先、50-60年の延命治療のために使うって…いやもうそんなバカなです。10万年先なんて日本という国が存在するか分からないし、人類が生き残っているかさえ分からないのに…。

理系じゃないし、エネルギーに詳しい訳でもなんでもないけれど、とりあえず原発がやばいってことだけは分かるから、大きな声で原発にNOを言いたいです。さまざまな形でNOを発信することができるのだと思うけれど…原発がなくなったらわたし達の電気はどうなる?原発以外の電力で賄えるの?原発にNOと言うのであれば、そこは絶対的に考えておかなければいけないところ。節電も心掛けずに、自分の家の電力のことも考えずに、NOだけ発する無責任な態度はとりなくないなぁ。自分の姿勢、生活を以てしてNOと言いたいものです。(これはどんなことにも通じるけれど)

 

田舎でオフグリッド生活をしている人は割と見かけるけれど、そんな人たちからヒントをもらいながら、都会で自分が使う電気、エネルギーは自分でつくっていく、そんな生活に興味が湧いている今日この頃。色々調べてみようと思います◎ 

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